収入が少ない方にとって、国民年金保険料の支払いはかなりの負荷になってしまいます。
しかし国民年金は、国民健康保険や住民税に比べて、減免の承認がおりやすい税金となっているのです。
こちらの記事では、
国民年金の申請方法(減免対象者、申請期間、申請場所、必要書類や持ち物、手順)
についてまとめています。
国民年金減免の対象者
減免の対象者は、
突然収入がなくなった方(離職等)
収入が少ない方
が対象となります。
1年ごとに申請が必要です。
申請期間
国民年金保険料の免除申請期間は、“2年1ヶ月前まで”の期間について遡って免除申請することができるので、過去の未払い分も、期間内であればまとめて申請できます。かなり申請期間に猶予があるため、焦る必要はないですね。
逆に、支払額が確定してから(支払いの請求がきてから)しか減免申請ができないため、前年分の減免申請は、支払いが確定する毎年7月からでないと受付されません。
申請場所
住民票住所の市区町村の役所・国民年金担当窓口、またはお近くの日本年金機構(年金事務所)
となります。
市役所や区役所の他に、区民事務所なども窓口になっています。
必要書類や持ち物
申請については身分証明書だけ持っていけばできます。
年金手帳を持っているか聞かれますが、なくても大丈夫です。
特例の書類(離職が申請の理由であれば離職票か雇用保険受給資格者証)があれば、申請結果は有利に働きます。
有利というか、年金減免を申請する理由となる特例の書類があれば、ほぼ間違いなく全額免除になるでしょう。
退職して無職の場合は申請しておきましょう
退職・離職して、無職の場合は、2年は全額免除となるため申請しておきましょう。
手順
①身分証明書、年金手帳(なくても大丈夫)、あれば特例の書類(前述)を準備します。
②家の近くの申請場所に足を運びます。
③『国民年金の減免の申請をしたいです』と伝えます。
④申請書類を渡されるので、申請書類に記入し提出します(項目的には、日付、住所、氏名、該当する項目に○をつける)。記入には5分かかりません。
減免の申請はすぐ終わります。
減免申請結果通知
減免申請後、1~2か月後に免除・減額の申請結果が書かれた書類が郵送で届きます。
それまでに、国民年金の支払い用紙が届くと思いますが、減免の結果が届くまで支払いは行わなくて大丈夫です。
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