強竜復活へ
ファンから待望され、ついに誕生した”立浪ドラゴンズ”
野球界の話題を大谷翔平と二分していた、球史に語り継がれるであろう”立浪ドラゴンズ”3年間の歴史・出来事をまとめました。
目次
- ネタ・エピソード一覧
- 素晴らしい先輩
- 打つ方はなんとかします
- ミラクルエイト
- 戦う顔
- ショート周平
- ノリコーチ配置転換
- パワ波留
- 氣
- ピッチャー根尾
- #立浪監督提案です
- 割れ
- カニダンス
- NPBから厳重注意
- 5位に終わるチームではない
- ダミーくん
- 中日大丈夫?
- 世界一のチーム
- ロドリゲス亡命
- 小笠原145球
- ビシエド
- 1分44秒
- キックボス
- 休養ライン
- 立浪は弱い
- 山浅、水分取るなよ
- こんにちは、おバカさん
- 令和の米騒動
- チュニドラ
- 近藤の62球
- 10敗カルテット
- 竜送りのイサギ
- 全て見習わないといけない
- うーん
- 記憶喪失
- タッツ
- お下がりください
- コワモテ
- 阪神優勝予想
- 今日は勝たしたろか
- 奇策!ズッコケ大作戦
- 中日のショートで一番守備が優れている
- 初回にリクエスト権消滅
- 立浪ノミクス
- ドラゴンズ程度の勝率
- 代打中島
- リクエスト拒否
- 立浪監督のイメージソング?
- ズンドラゴ
- アイドル
- 広島戦の秘策
- 鬼門・甲子園
- 6-6-6
ネタ・エピソード一覧
素晴らしい先輩
上下関係が厳しいPL学園出身で、立浪氏に怖いイメージがある事から、PL学園の後輩が立浪氏に対してコメントを求められると、全員が用意したかのように”素晴らしい先輩”とコメントをしたというのが由来となり、コピペネタが誕生。
ネット上では立浪監督が何をしても「素晴らしい○○」と監督を称賛し、呼び捨てや暴言などを吐いたものには「パァン!」の音と共に素晴らしい銃弾が打ち込まれるというネタが定着した。
打つ方はなんとかします
チーム立て直しに強い自信を覗かせ、監督就任会見時に、
「打つ方は1年間打てないと言われていましたが、必ず何とかします。」と発言。
しかし、打撃・打線の改善は一向に見られず、ファンからは
「打つ方は難と化します」と揶揄された。
一方、中日打線が貧打で苦しむ中、DeNAに放出した京田選手が水を得た魚のように躍動。首位を走るチームに貢献していた事から、
「打つ方はなんと貸します」というネタも誕生。
さらに、龍空選手にカット打ちの指示をした事で、
「打つ方は何とカットします」というバリエーションも生まれた。
ミラクルエイト
立浪ドラゴンズ1年目、開幕直後4月の戦いでは逆転勝利するゲームが多く、特に8回での得点が多かった事からファンの間で”ミラクルエイト”と呼ばれていた。
しかし、8回に多く点が取れていたのは開幕直後だけで、後に全然点が取れなくなったため、ミラクルエイトは死語とされ、逆に8回に大量失点した際に「被ミラクルエイト」と呼ばれるようになった。
戦う顔
春季キャンプ、練習前の挨拶で
「へらへら笑いながらやっている選手がいたら外すよ。それぐらい緊張感をもってやってください。」
と、笑顔禁止令を発動。
立浪監督就任1年目。京田選手が極度の打撃不振に陥っており、得意の守備でもイージーな打球をエラー、その直後の打席で代打を送られ、京田選手は試合中に名古屋へ強制送還された。
試合後に立浪監督は強制送還の理由を
「戦う顔をしていない」
と説明。
そのインパクトあるフレーズはネット上で一気に拡散。それ以降、立浪監督が特定の選手を起用し続ける事や、中日の選手がベンチで硬く張り詰めた表情を見せる時に「戦う顔をしている」と言われるようになった。
特に、日ハムとの交流戦で、当時ブームだった”きつねダンス”が中日相手に披露された際、中日ベンチが無反応だったことが「みんな戦う顔をしている」「踊ったら2軍に強制送還」とネット上で話題となっていた。
ショート周平
立浪監督が考えた超攻撃的布陣。
この布陣の犠牲者となり、突然ショートのポジションにつく事になった高橋周平選手は、初の守備機会でトンネルすると、ファンから同情の声があがった。
ノリコーチ配置転換
中村紀洋コーチをシーズン中では異例の2軍への配置転換を発表。
配置転換の理由は、球団がかかげていた、広い本拠地のドームで有利に戦えるように、単打と走塁に主眼を置いた若手育成プログラムに対して、長打を狙う”ノリ流”の打撃理論に不満を抱いていた監督が「石川にしばらく教えるな」という指示をしていたが、それを無視して揉めた事だと噂されている。
後に、中村氏がこの配置転換の理由について聞かれ「今でも分からないです」と答えている。
パワ波留
全然打てない中日打線に波留打撃コーチが鬼の形相で、
「目覚ませもっとお前ら!いつまで甘えてやってんねん野球!その気でやらんかいアホ!」
と、選手たちに喝を入れていたシーンがそのままテレビ中継され、すぐさまネット上で拡散。
パワハラならぬ”パワ波留”と言われていた。
氣
立浪監督が現役時代から大切にしていた言葉「氣」は、シーズン開幕序盤の快進撃時は、
「氣があるから勝てる。立浪が○○に氣を注入した。」などと使われていたが、
負けがこんでくると「氣にしろよ立浪」などと何でもかんでも「氣」を当てはめる風潮が定着。
しまいには、立浪監督の事を「氣」と呼ぶファンも現れた。
ピッチャー根尾
根尾選手の投手転向が発表。
立浪監督は根尾選手について、秋季キャンプでは「外野手1本」と発言していたが、開幕直後の4月には京田のライバルがいないという理由からショートに再コンバートした後、投手転向が発表されたため、短期間で方針がブレ過ぎて一定していないと批判されている。
#立浪監督提案です
6月30日中京テレビは公式Twitterで、7月6日に行われる対DeNA戦のファン参加型企画として「#立浪監督提案です」を付けてツイートを募集。
これに反応した中日ファンは一斉にツイート。
「#立浪監督提案です ノリコーチを一軍に戻して下さい それか辞めてください」
「#立浪監督提案です 打撃を何とかしてください 根尾をショートに戻して下さい 辞めてください」
と、辞任要求が殺到する事態となったが、放送当日に過激なツイートが流れる事はなかった。
割れ
中日の打撃陣の結果が出ない事で、立浪監督が選手に打撃指導する際に連呼する「割れ」にも批判が殺到。
「立浪は割れ厨」と言われるハメとなった。
カニダンス
連敗中のチームのムードを変えようと、2日前に昇格してきた滝野要選手が円陣の声出しで、岐阜県可児市が協賛する試合という事もあり「カニダンス」を披露。
その模様が球団公式YouTubeでアップされると、ファンから強烈な支持を得る。
滝野選手は後に「捨て身の覚悟でやった」と語っている。
NPBから厳重注意
9月17日、22日の試合で立浪監督が立て続けに選手交代の通告を怠り、NPBから厳重注意を受けた。
これにはファンから
「立浪病んでんのか?」「疲れてるんだろうな」
などの心配する声が挙がった。
5位に終わるチームではない
年明けの監督就任後インタビューで
「5位に終わるチームではない」
と、頼もしい発言をしていた立浪監督は、その年のシーズン、またそれ以降のシーズンも発言通りに全て最下位(6位)でフィニッシュ。
ファンからは有言実行しているとの声があがっていた。
ダミーくん
ブルペンでも実践を想定して投げてほしかったため、バッターボックスにメッシュ素材のバッターの形をした人形「ダミーくん」を設置。
ダミーくんの導入にファンは
「ダミーくんよりタツナミーくんの方が選手やる氣でそう」
といった声があがっていた。
中日大丈夫?
最下位となった1年目のシーズンオフに、阿部、京田、三ツ俣を放出するという大胆な血の入れ替えを行う。
当時のTwitter(現X)では、ファンを中心に戸惑いの声があがり「中日大丈夫?」がトレンド入り。
世界一のチーム
立浪監督2年目のオープン戦期間。侍ジャパンとの強化試合でまさかの勝利。
侍ジャパンはこの中日以外の強化試合は全勝。WBC本大会も無敗で世界一となっているため、唯一立浪ドラゴンズだけが土をつけた格好となった。
ロドリゲス亡命
WBCにキューバ代表として参加していたジャリエル・ロドリゲスがMLB球団との契約を目指し亡命。
立浪監督も「みんなでジャリエルを探してきてください」とジョーク交じりにコメント。
開幕直前にリリーフエースとして活躍していた選手を失い、チームとして大きな痛手となった。
小笠原145球
先発は100球で交代する現代のプロ野球において、開幕戦で先発の小笠原慎之介投手にいきなり145球を投げさせるという、常識にとらわれない立浪采配がネット上で話題となり「小笠原145球」がトレンド入りした。
ビシエド
ヒットは出ているもののチャンスで打てていなかったビシエドが2軍に降格。
ただ、同じ外国人助っ人のカリステ・アキーノ・アルモンテはビシエドよりはるかに打率が低く、ネット上では
「もっと他に落とすやつがいるやろ」
と疑問の声が挙がっていた。
その後、苦しんでいたビシエドを復調させるために1番バッターに起用したりもしたが奇策は実らず。
1分44秒
広島戦、中日の攻撃時間が1分44秒という衝撃の早さで終了。しかも三者凡退ではなく、ランナーを出しながらのタイムである事も芸術点が高いとされ、ネット上では、
「日本で唯一ピッチクロックを導入している球団」
「CMの合間に中日の攻撃」
といった声があがっていた。
キックボス
就任2年目、日ハムとのカード初戦。
新庄監督のトリックプレーにまんまとやられ勝ち越し点を献上。
それを見ていた立浪監督は、チェンジとなった瞬間、ベンチ裏に引き上げると、通路に置かれていたゴミ箱を蹴り飛ばし、選手たちが驚いた様子で後ろを振り返ったシーンがカメラに捉えられており、その様子がYouTubeにアップされると一気に拡散。
対戦相手の日本ハム新庄監督の22年までの登録名「BIGBOSS」をもじって「KICKBOSS」とネタにされた。
休養ライン
谷繁監督も与田監督も借金15の時点で、休養および退任を発表しているため、借金15はファンの間で「休養ライン」と呼ばれ、監督退任のデッドラインと噂されていた。
立浪監督も休養ラインの借金15に到達したのだが、その際に「気にしてもしょうがない」と発言し、ファンから
「監督は気にしてください」
「この時期に借金15は気にしないとダメ」
など、総ツッコミをくらっている。
立浪は弱い
東海テレビ公式YouTube「ドラHOTpress」にて、中日OB権藤博氏がこれまでの中日の戦いをテーマにトークを展開、最後司会者に立浪監督について聞かれると、
「監督なりに、考えてはやってると思うんですよ。」
「だけど、弱い。弱い。」
「立浪は弱い。弱い。」
と弱いという言葉を涙ながらに連発。
この権藤氏の涙ながらに話す熱い姿は、中日ファンの胸をうち、コメント欄には「よく言ってくれた」「感動した」と感謝の声が溢れていた。
山浅、水分取るなよ
ZAKZAK by 夕刊フジ が立浪監督のジョークを紹介する記事を掲載。
その記事には、炎天下の中、ワンバウンド処理の練習をしていた山浅捕手の前に腰を下ろした立浪監督が、
「山浅、水分取るなよ」
とブラックジョークをとばし、その場が凍り付くと、立浪監督が目を離した隙に、西山バッテリーコーチが「水飲んで来い」と声をかけ、急いでベンチ内で水分補給する山浅捕手を見て、立浪監督がニヤっと笑っていたと書かれていた。
この記事がネット上で話題となり、
「立浪が言うと冗談に聞こえない」
「PL出身が言うとシャレにならん」
という声があがっていた。
こんにちは、おバカさん
チームの雰囲気が悪くなる元凶が立浪監督だと指摘する記事がネットにアップされる。
その記事によると、立浪監督は選手のやる気をそぐ発言が多く、球場で監督に挨拶すると「こんにちは、おバカさん」と暴言を吐かれたりするとの事。
事の真偽は定かでないが、ネット上では、
「また汎用性高そうな語録きたな」
「使い勝手良さそう」
と話題となり、以降、立浪采配が裏目に出ると、
「こんにちは、おバカさん」と揶揄されるようになった。
その後、立浪監督が現役時代に出演したSSKのCMの映像が発掘され、その映像内で「ちょっとばかり、おバカさん♪」と曲が流れており、それを見たコメント欄では、
「全ての伏線をものの見事に全回収する姿は、素晴らしいを超えて快感さえ覚える」など、伏線回収に対する称賛の声があがっていた。
令和の米騒動
ZAKZAK by 夕刊フジ から、プロ野球界の話題を独占する衝撃的な記事が公開される。
この記事によると、立浪監督が試合前の食堂で、炊飯器を撤去して白米の提供を禁止するように指示を出したとの事。
きっかけは中日移籍で大ブレイクした細川選手が、試合前に大量の丼飯を食べており、夏場に調子が落ちると、立浪監督は「試合前にお米を食べ過ぎて調子が落ちた」と考え、それをやめさせると成績が上がったため「じゃあ他の選手も」という事であったよう。
この決定に守護神ライデルマルティネスが異議を唱え、投手陣は、どんぶり飯が復活したと書かれていた。
身体が資本のスポーツ選手からお米を取り上げるという衝撃的な内容に、ネット上では大きな話題となった。
出所や内容から記事の信憑性も疑われたが、中日公式YouTubeにアップされた動画で、1軍に上がったばかりの石垣選手が円陣で、
「今日食堂入った時米なかったので、今日は米米CLUBではなく、米なしCLUBでいきましょう」という声出しシーンが発見され、その後も信憑性が増す事柄がいくつか出てきたことから、ネット上では「これはマジだ」「飯はないけどネタだけはある球団」と盛り上がり、
「令和の米騒動」は、その年のプロ野球を代表する流行語となった。
また、立浪監督が現役時代に出演したSSKのCMの映像に、おバカさんとは別バージョンが存在し、
「中日ドラゴンズの立浪です。野球でやっと飯が食えるようになりました。いただきます!」と、美味しそうにお米を口に運ぶ映像が発掘され、コメント欄では、
「笑み浮かべて、米食ってる所がマジで面白い」
「中日野手陣:野球で飯を食えなくなりました」
などの書き込みで盛り上がっていた。
さらに立浪監督が大切にしている言葉「氣」から米(の漢字)を抜いた「气」が注目され、
立浪監督がゴミ箱を蹴飛ばした時にネタにされた
「KICKBOSS」が「气ックボス」に
試合中のファンからの檄
「氣あいを入れろドラゴンズ」が「气あいを入れろドラゴンズ」に変換されていた。
後にこの騒動について、立浪監督自身が
「別にお米を禁止した訳ではなく、試合に出る選手が試合前に腹いっぱい食べていたのを見て、そんな腹いっぱいの状態で良い働きが出来るわけがないと思い、おにぎりは置くけど、丼ものをアホみたいに食べたらあかんでえと、それだけの話ですよ」
と真相を明かしている。
チュニドラ
チュニドラとは中日の蔑称で、5chの野球実況板で、荒らしの対策で暗号化するために中日からチュニジアと置き換えられたのが始まり。
いつしかそれがチュニドラへ変わっていき、当時のあまりにもお粗末な試合内容から、蔑称として定着していった。
近藤の62球
大きく負けている状況で、立浪監督は2年ぶりに1軍に昇格した近藤廉投手をマウンドに。
近藤投手は打者16人の猛攻を受け10失点。
それでも立浪監督は、勝ちパターンの投手しか残っていなかったという理由で近藤投手を代える事はなかった。
野球ファンからは「晒し投げだ」と物議を呼び、これには相手先発のバウアー投手も苦言を呈した。
この出来事は、近藤投手が1イニングに要した62球から
「近藤の62球」と呼ばれた。
10敗カルテット
小笠原、柳、高橋、涌井による、10敗カルテットが誕生。
この不名誉な記録は球団として50年ぶりのことで、後に11敗カルテットに進化している。
竜送りのイサギ
小学館のウェブメディア「サンデーうぇぶり」で連載の「竜送りのイサギ」で、作中に、
「稀代の名将タツナミ」
「タツナミの奴、なんで竜を殺したんだ?」
「タツナミが壊した」
などの、中日を連想させる要素が複数あったため、野球ファンの間で話題となった。
作者の星野先生いわく、中日要素が集まったのは全くの偶然との事だったが、今回の件をきっかけに中日の試合がきになるようになったと語っている。
全て見習わないといけない
阪神の優勝が決定した際、立浪監督は阪神岡田監督について「全て見習わないといけない」とコメント。
すると翌日の試合で、飴を口に運ぶ立浪監督の姿がカメラに捉えれ、ネット上では、
「いやどこ真似してんねん」
「形から入る素晴らしい監督」
との声があがっていた。
うーん
立浪監督続投の報道が出た直後、小笠原慎之介投手が自身のXで「うーん。」と意味深なポストを投稿。
続投発表直後ということで、監督批判ともとらえられ、ファンからは粛清されるのではと心配の声もあがったが、本人が特に意味はないですと火消しポスト、元ポストはすぐに削除された。
記憶喪失
梅津投手が8回1失点の好投で1177日ぶりの復活白星をマークした際の勝利監督インタビューで、
「梅津投手が8回1失点。内容はいかがだったでしょうか?」と記者から質問されると、
立浪監督は「あれっ?8回1失点やったかな?」と頭を抱えフリーズ。しばらくして「あっそっか、そっか」と笑って返答した。
その様子を見たファンからは立浪監督の体調を心配する声があがっていた。
タッツ
立浪ドラゴンズを揶揄したタッチの替え歌「タッツ」がYouTubeでミリオン再生を達成した。
お下がりください
ドラフト会議で外れ1位の競合時にくじを引き当て、壇上に残りインタビューされるのを待っていた立浪監督だったが、外れ1位の競合でのインタビューは実施されない予定となっており、司会者から「お下がりください」と告げられると、恥ずかしそうにテーブルに戻っていった。
この様子を見て、ネット上では、
「これ以上、順位お下がり出来ないの草」
「監督の座からおさがりくださいは草」
と盛り上がっていた。
コワモテ
立浪監督のPL学園の先輩 清原和博氏が激励に駆け付け、清原氏、立浪監督、元木氏、中日入りした中島選手、中田選手のいかつい面々が談笑する様子がカメラに捉えられると、ファンから
「反社組織かな?」
「指定硬式野球団中日会直系立浪組」
といった声があがっていた。
阪神優勝予想
就任3年目、春季キャンプも中盤に差し掛かった頃に、立浪監督が阪神の連覇について聞かれると、
「高いと思いますよ。どう見ても強いですよ。(優勝の可能性は)8割くらいあるんじゃないですか。」とコメント。
この発言にネット上では、
「何言ってんだこの人」とツッコミが入っていた。
今日は勝たしたろか
楽天とのオープン戦、PL学園の後輩である楽天今江新監督は、これまで対外試合7戦で6敗1分と、まだ初勝利をあげておらず、一方の中日はここまで4戦で1勝3敗と負け越していましたが、1回勝っている余裕からか、立浪監督は試合前挨拶にきた今江監督に対して、
「今日は勝たしたろうか?」
と素晴らしいジョークを飛ばすと、この試合0-3で本当に敗戦し、今江監督に初勝利をプレゼント。
ファンからは「ほんまに勝たせてどうすんねん」とツッコミが入っていた。
奇策!ズッコケ大作戦
キャンプで立浪監督が練習させた奇策。
走者一、三塁の場面で、一走がスタートを切り、塁間でわざとこけたふりをして、相手投手の牽制を誘い出し、その間に三走がホームインを狙うというもの。
ただ、奇策であるにもかかわらず、大本営の中日スポーツが監督のコメント付きで大々的に公開。
ツッコミどころ満載の行動にファンからは「こういうのは言わない方がいいのでは?」と真っ当な指摘をされていた。
また、この奇策はシーズン中に使用されたが、ちゃんと失敗している。
中日のショートで一番守備が優れている
立浪監督3年目シーズンの開幕戦。
ショートには「中日のショートで一番守備が優れている」との理由から、オープン戦打率1割台のロドリゲス選手が起用された。
開幕戦は接戦となったが、守備が優れているとスタメン起用されたロドリゲスの複数のエラーが原因で敗戦。
試合終了後には、この敗戦内容から、「立浪辞めろ!」と、開幕早々にヤジが飛ばされる結果となった。
初回にリクエスト権消滅
立浪監督が初回に2回のリクエストを失敗し、早々にリクエスト権が消滅。
これにはネット上で、
「マシンガンリクエスト」
「リクエスト消化最速の男」
といった声があがっていた。
その後も、立浪監督はリクエストの失敗が多く、中日の選手が放ったポール際への大飛球を中日ファンが監督に向けて必死のジェスチャーでファウルとアピールしたものの、立浪監督はリクエストを要求して案の定失敗している。この様子を見てネット上では、
「ファンもガチでチームの一員になってて草」
「周りに”なんとかしなきゃ”と思わせる素晴らしい監督」
といった声があがっている。
立浪ノミクス
立浪政権3年目で2891日ぶりの単独首位、9年ぶり10勝一番乗りとセ界を席巻していた立浪ドラゴンズ。
立浪監督はインタビューで
「今年は違うって言ってるじゃないですか」
と得意げに語っていた。
中日スポーツはこの快進撃の理由を、
・フロントと一体となった中田獲得
・内野の堅実な守り
・体調マネジメント
この3本の矢を立浪監督が放ったからだと説明し、かつて安倍総理が掲げた経済政策「アベノミクス」ならぬ
「立浪ノミクス」と表現。
これを受けて、ネット上では、
「言いづらくて草」
「巨人ならアベノミクス」
という声があがっていた。
また、立浪監督が得意げに発言した「今年は違うって言ってるじゃないですか」以降、中日は4勝11敗2分で最下位に沈んでいる。
ドラゴンズ程度の勝率
CBCテレビの夕方番組「チャント!」のコーナー「若狭のマイドラ」にて、中日選手のコメントから脳汁というワードにスポットがあたり、
脳科学者の先生が
「脳汁は、成果を得られる確率が40%以上であれば分泌される。」とし、放送時点で中日の勝率が45%である事から
「ドラゴンズ程度の勝率で十分脳汁は出る」と説明。
このインパクトあるフレーズはネット上で話題となり、
「なんか馬鹿にされてるような気がするんだが、いいんかこれ」
「チュニドラで満たされるファンに科学的根拠が与えられてて草」
といった声があがっていた。
代打中島
チャンスの場面で打撃が好調だった板山選手に代わり、今シーズン打率0割の中島選手を代打に送り、結果は最悪のゲッツー。SNS上では驚きの声と共に「代打中島」「代打ナカジ」がトレンド入りした。
また、板山選手は立浪監督に「板前」と名前を言い間違えられた事があり、その際には、
「ネタを提供し続ける素晴らしい球団、ついに板前も用意」
板前:板山
大将:中田翔
ネタ:自ら提供
シャリ:ありません
等々、ネット上ではセンスあるコメントが数多く書き込まれていた。
リクエスト拒否
立浪監督がフェア・ファウルの判定でリクエストを要求するが、
「スクリーンに映った後のリクエストになるので、リクエストは受け付けません。」
と審判が説明。
リクエストそのものが拒否されるという事態にネット上では、
「笑いの神が憑依している素晴らしい監督」
「リクエスト消費しなくて助かったやん」
という声があがっていました。
立浪監督のイメージソング?
Adoの新曲「ルル」が、立浪監督に向けて作られた歌ではないかと野球ファンの間で話題となった。
PVでは開始早々、銃声が鳴り響き、
「助言など頼んではいない」
「お前に指揮権はない」
などの歌詞が立浪監督を彷彿させるとし、さらに歌詞中に何度も「お前」が登場、かつて「お前騒動」で炎上した与田前監督の要素も入っているとして一気に拡散。
YouTubeにアップされたルルに対して野球ファンが大量に押し寄せ、一時コメント欄がドラゴンズで満たされる事態となった。
ズンドラゴ
ズンドラゴとは、大野投手のヘルメットの画像が反転しているのを見たファンの発言。
後に中日ドラゴンズの蔑称としても使用されている。
アイドル
リクエストに失敗した際、普段あまり感情を表に出さない立浪監督が、自らの太ももを2度叩いて悔しがり、ほっぺたを膨らませるシーンが確認されると、ネット上では、
「これもう半分アイドルだろ」
「これがSKE48ですか?」
といった声があがっていた。
広島戦の秘策
3年目シーズン、中日はほとんどの球団に負け越している中、なぜか広島にだけは勝ち越しており、記者にそのことを問われた立浪監督は、
「要因は分かっているけど、あまり言いたくないですね。」と匂わせ発言。
この発言を受けて、他球団ファンからは「教えて教えて」と懇願する声があがり、中日ファンからは「他のチーム相手にもやってくれ」とツッコミが入っていた。
鬼門・甲子園
3年目シーズン、中日の甲子園での成績は10敗1分、球団初の甲子園未勝利となった。
6-6-6
大谷翔平の40-40から、立浪ドラゴンズ3年連続最下位(6位)を表す「6-6-6(トリプルシックス)」という言葉がネット上で誕生し、その語感の良さから瞬く間にネット上で普及。
過去にトリプルシックスを達成した監督の名前がまとめられると、
「これが666クラブですか」
というコメントがされていた。
トリプルシックス達成はシーズン最終戦となるDeNA戦までもつれ込んだが、京田選手の決勝点で中日は敗北。
立浪ドラゴンズは球団史上初となる3年連続最下位、トリプルシックスを達成した。
監督就任後インタビューで発した「5位に終わるチームではない」という発言を見事に回収、最後に京田選手にやられるという点も芸術点が高く、伝説の立浪ドラゴンズの幕引きにふさわしい最後となった。
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