先日東京都内で桜の開花宣言が行われました。
今年も”平成最後の”お花見でにぎわう季節となりましたね。
日本にある桜の多数は「ソメイヨシノ」という品種の桜なのですが、これが今違う品種に置き換えられて行っているようです。
こちらの記事では桜の開花宣言についてと、日本にある桜の品種についてまとめました。
開花宣言とは?
主に「桜」が開花した時に言われますが、他にも使われます。
開花とは、桜の場合、花が5輪以上咲いたときに用いられます。
役所の職員が目視で確認して「開花宣言」を行うため、結構あいまいな判断となっています。
ソメイヨシノがなくなる!?
日本を代表するサクラの品種“ソメイヨシノ”が“ジンダイアケボノ”という品種に置き換えられる計画があります。
その理由はソメイヨシノの寿命。
ソメイヨシノの寿命は60年~80年と樹木としては短く、1945年の太平洋戦争終結を機に“戦後の日本のシンボル”として植えられていたため、各地で寿命を迎えたソメイヨシノが多く存在しています。
寿命がくると、「てんぐ巣病」という病気にかかりやすくなり、倒木の危険性が非常に高くなってしまいます。
この倒木の危険性から、公益財団法人日本花の会では、2009年からソメイヨシノの苗木の販売を中止しており、各地では、ソメイヨシノからジンダイアケボノへの植え替えが進められています。
後継ぎとして選ばれたジンダイアケボノは、ソメイヨシノと非常に似ており、てんぐ巣病に強いという特徴があります。
ソメイヨシノとジンダイアケボノの違い
ジンダイアケボノはソメイヨシノに比べ、ピンクの色味が強く、桜全体を見ると色が強く出ている印象です。
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