ハンス・ロスリング他著「ファクトフルネス」の紹介、感想レビュー等

みなさん、こんにちは(*’▽’)ノ

最近読んだ本を1冊ご紹介します。

こちらの記事で紹介する本は、ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランドの3名により書かれた「ファクトフルネス」という本です。

こちらの本は非常に評判が良く、実際に読んでみると評判通りの本だったので、とてもおススメです。

◆今回ご紹介する本

FACTFULNESS(ファクトフルネス)

  • 単行本: 400ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2019/1/11)
  • 言語: 日本語
  • 発売日: 2019/1/11

【商品説明】(Amazonより)

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

世界で100万部の大ベストセラー! 40カ国で発行予定の話題作、待望の日本上陸

ビル・ゲイツ、バラク・オバマ元アメリカ大統領も大絶賛!
「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」―ビル・ゲイツ
「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」―バラク・オバマ元アメリカ大統領

特にビル・ゲイツは、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしたほど。

◆賢い人ほど、世界についてとんでもない勘違いをしている

本書では世界の基本的な事実にまつわる13問のクイズを紹介している。たとえば、こんな質問だ。

質問 世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

質問 いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
・A 20%
・B 50%
・C 80%

答えは本書にある。どの質問も、大半の人は正解率が3分の1以下で、ランダムに答えるチンパンジーよりも正解できない。しかも、専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低い。
その理由は、10の本能が引き起こす思い込みにとらわれてしまっているからだ。

◆概要紹介、感想等

本の概要をさらっとご説明します。

こちらの本の著者である3名が、それぞれの人生経験から「世界中の人が勘違いしている10の思い込み」を挙げ、その思い込みについて、データを元に事実を説明していくという構成になっています。

最新の統計データを基に事実を教えてくれるため説得力があり、驚かされる事実も多かったです。

また、間違った事実を思い込む事で物事の見方を変えてしまう「怖さ」についても気づくことができ、10の本能が引き起こす(間違った)思い込みへの抑止方法も書かれています。

内容もさることながら、難しそうな本に見えてものすごく読みやすいという、読み手を選ばない素晴らしさもあります。

使用する単語や表現にも、かなり気を使って書かれているのではないかと思わせるくらい、難しい単語や分かりにくい表現が出てきません。

べた褒めしてますが、どのような方にもおススメできる、本当に素晴らしい内容でした。

本を読んだ人の「物事(世界)の見方」に非常に大きな影響を与える本になると思います。

気になる方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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