布団掃除機と言えば、「やっぱりレイコップ!」という人気が高く評判がいいブランドです。
こちらの記事では、「レイコップって何?」「どこがいいの?」という点を解説しております。
「レイコップ」について
お掃除ロボットと言えば「ルンバ」(iRobot)、コードレスクリーナーと言えば「ダイソン(Dyson)」が定番ですが、それに並んで、布団クリーナーと言えば、『 レイコップ(Raycop)』という程の人気商品です!
◆レイコップってどこの会社?
世界初のふとんクリーナー(布団専用掃除機)とされる「レイコップ」は、もともとは韓国のBUKANG SEMS(ブカンセムズ)社の商品で、2012年2月に日本国内でも発売されました。実はレイコップは、2009年にも既に日本でも「ヤーマンダイレクトオンラインショップ」のヤーマンが代理店となって販売していたらしいですが、ほとんど売れず一旦は撤収していたようです。
それが、2012年のニューモデルのラインナップ発表を機に、日本に再上陸。「ジャパネットたかた」が注目の商品として取り上げ露出が高まると、急速に認知度を高め、爆発的な売れ行きを遂げました。2013年2月には、日本国内にレイコップ・ジャパン株式会社を設立してマーケティング機能を集約、翌2014年6月には日本にR&Dセンターを設置して、商品企画と開発にまで踏み出し、瞬く間に日本の市場を席巻してしまいました。
もともと、湿気が多い日本では、布団専用の掃除機に対して、大きな潜在的需要があったのでしょう。後発メーカーも、類似の商品を開発して追随を試みますが、既にレイコップは大きな市場シェアと高い認知度を確立してしまっていて、家電大国日本の家電メーカーもその牙城を崩すことは出来ていません。2015年5月末現在、レイコップの日本国内での累計販売台数は300万台を突破、まだ発売から日が浅いことから買い換え需要を無視すると、日本の20軒に1台くらいはレイコップが普及していることになります。
◆レイコップって何がイイの?
レイコップの最大の特徴は、①「パワフルたたき機能」と②「光クリーン機能」です。
- パワフルたたき機能とは、普通の掃除機のようにゴミを吸引するだけではなく、布団を高速回転で叩くことで、ホコリやダニを叩き出して吸引してしまう機能です。
- 光クリーン機能とは、UVランプ(紫外線)を至近距離からふとんに照射することで、ダニの動きを止めて、吸引しやすくする機能です。この、ダニ対策(アレルゲン対策)の機能は、他のメーカーの製品には無い、レイコップ独自のオリジナル機能で、一番の注目点でしょう。
「レイコップ」の主な商品
レイコップのふとんクリーナーのラインナップには、RS2(RS)、RN、RX、RP、LITE の5機種があります。それぞれのモデルの主な違いは、以下のとおりです。
◆RS2
RS2は、レイコップの”スタンダードモデル”です。価格も2万円前後から と、RS2の2/3位の値段まで安くなっているので、旧モデルもお買い得です。
RS2のモデルチェンジ最大の目玉は、「ふとんケアコントロール」。RSでは吸引力の切り替えが強/弱だけでしたが、RS2は布団の種類と素材に合わせて、「敷き布団」「掛け布団」「羽毛布団」とモードが切り替えられるようになりました。また、フィルターの手入れ時期を知らせる「標準フィルター洗浄お知らせ機能」を新しく搭載。UVランプは、RSの8Wから、最上位モデルのRPと同じ11Wにアップ。「ふとんブラシ」と吸込口の幅は従来の14cmから20cmと広くなり、叩きスピードは、従来の毎分4,000回から4,600~5,000回へと高速化しています。
◆RN
RNは、「重さ・大きさ」「吸引性能」「操作性」の3つに拘って開発された商品です。
重さ・大きさについては、レイコップ史上で最小・最軽量(1.9kg)を実現。また、新しく搭載された「フィンパンチブラシ」により、ふとん生地へのダメージを抑えながら、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチする吸引性能を実現しつつ、従来モデルのLITE(1.95kg)より、吸引幅は約20%拡大。さらに、空気を逃がすフロントグリルを上部に設置することで、最適な吸引力を維持しながらふとんに密着しつづけるため、スムーズにハウスダストを除去することができます。
◆RX
RXは、知識と技術を結集して開発された、レイコップ史上”最上位機種”です。
RXの最注目点は、新搭載の脱臭機能を備えた「まくらモード」。除菌・脱臭効果のあるレイコップ独自開発の新技術”ホメスタイオン”と、水分を取り除く温風機能である”ドライエアブロー”を組み合わせ、99%除菌・90%脱臭を実現。。また、「自動モード」では、あらゆる寝具の通気性を自動検知し、寝具に合わせた最適なケアを実現。大切な寝具を傷めることなく、効率よくハウスダストを除去することができます。さらに、充電台を備えた「コードレス」で、利便性も大幅にアップ!。充電時間は約3.5時間、使用時間はサイレントで約40分、パワフルで約13分。
◆RP
RPは、2015年2月に発売された当時としての”プレミアムモデル”です。70度の熱風でふとん内部の湿気を取り除き、ダニが繁殖しにくくなる新機能、「ドライエアブロー」を新たに搭載し、UVランプはRSの8W(ライトは6W)に対して2倍の16ワットに強化、パワフルたたき機能もパッド数が増えて強化されています。その分、価格もだいぶ高くなりました(汗)。
◆LITE
LITEは、2014年6月にRSに追加発売された”エントリーモデル”で、機能や性能を簡略化して、価格を抑えています。ただし、その価格と軽さは魅力的で、意外と一番の高評価モデルです。
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