前田 裕二著「メモの魔力 The Magic of Memos」の紹介、感想レビュー等

みなさん、こんにちは(*’▽’)ノ

面白い本があったので、少しご紹介しようと思います。

こちらの記事でご紹介する本は、ストリーミングサービス「SHOWROOM(ショールーム)」設立者の前田裕二さんが書かれた「メモの魔力 The Magic of Memos」というビジネス書です。

◆今回ご紹介する本

タイトル:メモの魔力 The Magic of Memos

著者:前田 裕二

発売日:2018年12月24日

単行本:254ページ

出版社:幻冬舎

言語:日本語

【目次】
第一章 メモで日常をアイデアに変える
メモを「第2の脳」として活用する
「記録」ではなく「知的生産」の為にメモをとる
メモによって鍛えられる5つのスキル
ノートは見開きで使う
「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク
「抽象化」と「転用」でさらに思考を深める
「日付」・「サマリー」「標題」を書く
4色ボールペンによる「色分け」で判断能力を上げる
「朝5時半の女」は秀逸な標語事例

第二章 メモで思考を深める
「抽象化」は人間に与えられた最強の武器
抽象化の3類型「What」「How」「Why」
『君の名は。』の面白さを1分で伝える
「解くべき課題」を明確に持っているか?
右脳だけでは人を動かせない
言語化の第一歩は自分の心に「なぜ」を向けること
レトリックにこだわり独自の言葉を生み出す
「刺さる」言葉のストックが表現を洗練させる
「離見」が抽象化を加速させる
「抽象化ゲーム」のすすめ

第三章 メモで自分を知る
メモの魔力が「自分」を教えてくれる
個の時代においては「オタク」が最強
就活で書いた「自己分析ノート」30冊
「タコわさ理論」
「抽象化」なくして自己分析は成立しない
「では具体的に何をするか」まで書かなければ人生は変わらない

第四章 メモで夢をかなえる
「言語化」で夢は現実になる
「想い」と「思い」の違い
取るべき行動の細分化
ストーリーを語る際に重要な3つのポイント
「自分」とアポを取る
人生を段階に分けてキーワードをつける
「変曲点」に幸せの源泉が秘められている

第五章 メモは生き方である
メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」
いち早くメモを「努力」から「習慣」へ
シャワー中にアイデアが浮かぶ理由
あなたの「人生の勝算」は何か
「やりたいことが見つからない」は本当か
あなたは何に突き動かされているか
「メモ魔」になる準備ができているか

終章 ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう。

(amazonページ内容転載)

◆概要紹介、感想等

こちらの本の著者である前田 裕二さんは、あの有名なストリーミングサービス「SHOWROOM」を運営しているSHOWROOM株式会社の社長さんです。

こちらの本では「SHOWROOM」が生み出されたきっかけとなった「メモ」について語られています。

実際に前田さんがどのようにメモをとり、そのメモからどのようにアイデアを生み出し、そのアイデアを利用して自分は何をしたいのか自己分析し行動するという内容でまとめられていました。

5章構成となっており、それぞれ簡単にまとめると、

1章…前田さんが実際に行っていた具体的なメモの取り方を解説

2章…とったメモから、内容の本質を考え、アイデアを抽象化する

3章…アイデアを行動に移すため自分は何がやりたいのか、自己分析をし目標をたてる

4章…目標に対して、抽象化したアイデアを言語化し行動する

5章…まとめ

おまけ…自分を知るための自己分析1000問

というような構成でした。

個人的に好きだったところは、1章に前田さんのメモそのものが掲載されていたところです。

実際、SHOWROOMという大きなサービスのアイデアが生み出されたメモがこのようなものなのかぁと、とても参考になりました。

2章の「君の名は。」の内容を抽象的にして、知らない人に簡単に説明するにはどうする?というくだりも、面白かったです。

5章でのまとめ方が、突然根性論になってしまい、結局は「メモを習慣化しよう!」というような感じだったので、「結局最後は頑張れかぁw」と少し思っちゃいました。4章までの理論的な論法のほうが個人的には好きでした。

が、やはり成功したアイデアを生み出したメモの取り方、メモからのアイデアの出し方についてはとても参考になるので、メモの習慣がある人、メモをとることに抵抗がない方は読んでみてください。

恐らくメモが苦手という方には読んでも実践するハードルが高いかと思います。アイデアだしのやり方という面では参考になるかもしれません。

こちら電子書籍(kindle版)もあるので、以下に商品リンクを貼っておきます。

◆商品リンク

 

 

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