投資というのはリスク回避のために、出来るだけ色々なものに分散投資しておいた方が良いです。
そこでこちらのページで紹介するのは、SDGsの取り組みとして注目度も高い”太陽光発電”という分野に投資できる『パネシェア』というサービスです。
パネシェアって何?
パネシェアの利用に費用はかかる?
投資した発電所をすぐ売却(解約)できる?
利回りはどれくらいあるの?
分配金はいつもらえるの?
上記のような疑問を持っている方にオススメの記事です。
パネシェアとは?
パネシェアとは、太陽光発電所をシェアして購入できるサービスの事です。
太陽光発電所を1人で購入するとなると、購入費用や維持・管理費などかなりコストがかかってしまいますが、パネシェアを利用する事で、ひとつの太陽光発電所を複数のオーナーでシェア出来るようになるので、一人当たりの投資コストを抑えることができます。
例えると「一口馬主」のような感じです。
株式やクラウドファンディングで太陽光発電事業に投資するのとは異なり、実際に太陽光発電所に投資する事になるので、分散投資として有効になります。
パネシェアでは投資口数は「W」で表され、各発電所のWを購入すると、その発電所が得た売電収入がW保有オーナーに分配されます。
このWには発電所ごとに「販売価格」が設定されていて、1W数百円から購入でき、もちろん販売価格が高いものの方が分配金は大きくなります。
パネシェアの利用料
パネシェアは会員登録時の費用やアカウントの維持費はかかりません。
パネシェアでかかる費用は、
・実際に太陽光発電所に投資する時の投資費用(Wの販売価格×数量+銀行振込で入金する場合はその手数料※)
・出金時の銀行振込手数料(350円)
⇒https://paneshare.jp/story/cash_flow/
の2つです。
※ 複数の発電所(W)を一度に購入する場合は、まとめて入金可能なので、銀行振込などの手数料は1回で済む
すぐ売却できる?
パネシェアで購入した太陽光発電所は、契約期間等はなく、すぐに売却可能です。
ですがクレジットカードで購入している場合は、与信枠の現金化を防ぐため、購入より60日間は売却できません(よくある質問より)。
また、次項の「利回りはどれくらい?」で詳しく解説していますが、パネシェアは太陽光発電所から毎月売電収入を得ることで利益が出る仕組みのため、即売却してしまうと、売電収入を得ずに、ただただコスト分だけがひかれてしまうため、損をします。
以下、私が即売却について運営に問い合わせた時の回答です。
Q.1
2022年7月1日に発電所を10万円分購入しました。
現在購入したものを全て売却すると94000円程になります。
少しの期間でかなり価値が減っているのですが、こちらの理由を教えてください。A1.
販売価格と買取価格では、単価の設定が異なるためです。
買取価格は販売価格に対して5~6%程度低くなっております。
利回りはどれくらい?
以下、実際に10万円を投資した時の、最初の分配金(1か月分)は900.6円でした。
月により太陽光発電量が異なるため、毎月同じ額ではありません。
前項「すぐ売却できる?」でも説明している通り、パネシェアでは買取価格は販売価格に対して5~6%程度低くなるので、数回分配金をもらった程度ではプラス収益にはなりません。
また、太陽光設備の稼働が20年と決まっていて、設備自体の価値が年々減ってしまうため、販売価格・買取価格は残り発電年数とともに毎月減少していきます。
(元本は減価償却のような考えで、残り発電年数が経過すると0円になります。)
⇒https://paneshare.jp/question/
ただし、毎月売電収入が分配されるため(年間で投資額の6~9%程)、2年程で
「累計売電収入+買取価格>購入価格」となる可能性が高いです。
⇒https://paneshare.jp/story/rategraph/
なので、ある程度長期で持つことを考えて購入する必要があります。
分配金はいつもらえる?
分配対象者は先月末時点のW保有オーナーとなり、分配日は翌月20日となります。
例えば、2022年7月1日に購入した場合、
初回の売電収入分配日は2022年9月20日となります。
(以降、毎月20日が分配日となります。)
「売電収入の振込時期について」も参照
⇒https://paneshare.jp/story/transfer-time/
また上記例の場合、7月1日に発電所を購入して7月に1か月間ほど持つことにはなるのですが、7月分の分配対象者は、6月末時点のW保有オーナーとなるので、1日に購入しても、その月の分の売電収入は得られません。
なので、同じ発電所で同じW数を、7月1日に購入した方と、7月31日に購入した方の場合、両者とも9月20日に初回の売電収入(8月分)が同額分配されることになり、差はないことになります。
このような仕様のため、資金拘束を考えると月末に購入した方が良いことになりますが、月末まで待ったことで購入予定だった発電所が売り切れになってしまうという事もあります。
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