レンタルショーケースの商品高すぎ。こんなの誰が買うんだよって思ったことありませんか?
まぁ安い商品も稀にありますが、多くは高く設定されていると思います。
自分はレンタルショーケースでの売買の経験があるので、レンタルショーケースの商品価格について少しお話ししようかと思います。
レンタルショーケースは皆さんご存知の通り、店側がスペースを貸し出すシステムです。
ケースに出品する商品の価格設定については、借りた側が自由に設定できます。
みなさんがレンタルショーケースを借りたとして、最初に価格を設定するとき、どれくらいの価格を設定しますか?
恐らく最初からかなり安い値段設定にはしないと思います。相場を調べて、相場と同じか少し安いくらい~少し高いくらいに設定するのではないでしょうか。
で、その商品が売れた場合、もうちょっといけるんじゃないかと思って少し高くしたり、売れなかった場合は、少し安くしたり価格調整すると思います。
とまぁ、あたりまえですが、こんな感じで商品価格が変動していきます。
商品が売れている場合は徐々に高くなっていきます。売れなかった場合は徐々に商品の価格を下げる必要があります。レンタルショーケースにはレンタル料がかかるので、レンタル料が販売利益以上であった場合、そのレンタルショーケースを借りている期間だけ赤字になります。
こうなった場合、普通の方は解約すると思います。
またレンタルショーケースはスペースが限られており、商品補充も手作業で結構めんどくさいです。だから薄利多売はほぼありえません。
なので、継続して利用されているレンタルショーケースの商品は、ある程度1点で利益が取れる商品が並んでいることになります。
このように考えると、レンタルショーケースの商品は多少高く設定されていて当然ですね。
では、高く設定していて売れるのか。
これは正直場所によります。お客さんがたくさんくるところであれば売れます。お客さんが少ないところであれば売れません。
この世にはいろんな人がいます。メルカリとかでイメージしやすいと思いますが、意外な商品が高額で売れたりします。
人それぞれモノに対する価値観は千差万別、同じ商品でも100万円だしても欲しいって人がいれば、100円でもいらないって人もいます。
人がモノを購入する基準は「安いから」ではなく「欲しいから」です。すべての人が安さを購入基準にした場合、すべてのコンビニはつぶれると思います。コンビニが利用されるのは「欲しいから」を手軽に満たしてくれるからです。
なので、相場の何倍もの価格設定をしていても、人によっては買ってくれます。ということは、「お客さんが多い=高額でも買ってくれる人に巡り合う確率が高い」ってことですね。
具体的な例を出しますが、秋葉原にあるレンタルショーケース。
見たことがある人ならわかるかもしれませんが、ほとんどがドラゴンボールやワンピースです。
しかもかなり高額な設定です。
このようなショーケースは海外からの旅行客をターゲットにしています。
日本人にはありえないような価格設定でも、海外の方にとってはあまり手に入らないものなので「欲しいから」という気持ちが強くなり購入します。
とまぁレンタルショーケースの商品は、場所によっては高くても売れるのです。
最後に、もしレンタルショーケースの契約を考えている方は、月の利用料が高くても秋葉原のようにほぼほぼ空きがないお店で契約することをおススメします。ケースが空きばかりのお店で契約したとしても、あまりおいしくないでしょう。
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