【初心者向けマニュアル】StockX 登録・出品、DHL集荷(UPS)・発送手順、入金完了まで~販売方法まとめ~

StockX(ストックX)を初めて利用する方に向けた『StockXで初めて販売する方法』完全マニュアルをまとめました。

アカウント登録から入金までの手順・流れをはじめ、自分が初めて利用した時に分かりずらかったポイントの解説や、実際にかかった手数料・送料などの費用の合計もまとめています。

全体の流れ

① StockXのアカウント作成

② 出品・販売登録

③ 梱包とDHLへの集荷依頼

④ 発送作業

⓹ 入金の確認

アカウント作成

まず、StockX(https://stockx.com/ja-jp/)にアクセスし、アカウントの新規登録を行います。

各種SNSのアカウントや、メールアドレスを利用した登録が行えます。

メールアドレス登録を行った場合、登録したアドレスに認証メールが送られてくるため、メール内の認証リンクをクリックして認証を完了させておきましょう。

アカウント作成手順詳細(公式)

出品・販売

~出品・販売の全体の流れ~

1.販売したい商品を検索・選択する

2.サイズと販売希望額を決定する

3.個人情報や振込先情報を登録する

4.出品・販売を行う

StockXページの(キーワード)検索ウィンドウから、販売したい商品を検索し、選択します。

すると、上記のような商品ページが表示されるため、「購入」ボタンか「販売」ボタンをクリックします。今回は売りたいため「販売」ボタンをクリックします。

靴のサイズを選択する画面が表示されます。

靴のサイズはアメリカのサイズ(US)が表示されていますので、日本のサイズとの比較表を確認して、サイズを選択しましょう。

 

「希望額を提示」するか「今すぐ売る」かを選択します。

「希望額を提示」した場合、その価格で買いたい人が現れた時に注文が確定し、「今すぐ売る」を選択した場合はすぐに注文が確定します。

初めて販売する場合、この後、個人情報の登録とクレジットカード番号の登録、振込先情報の登録を行う事になります。

クレジットカードと個人情報(名前・住所・電話番号)の登録

振込先登録が必要な旨のメッセージが表示されるため「変更」ボタンをクリック

個人か会社かを選択。こちら読まれている方はだいたい「個人」の選択になるかと思います。

「支払方法の追加」ボタンクリック

支払い方法(売上の入金先)を選択します(2020年時点ではPayPalのみ)

登録が終わると、

販売画面の「お支払い方法」が「有効」になります。

これで販売が可能なので「販売確認」ボタンをクリックします。

ここで「StockXで販売する前に、メールアドレスの認証が必要です。」というメッセージが表示された方は、アカウント登録後の認証メールの確認が終わっていません。

アカウント登録後に登録したアドレス宛に送信されるメールを確認し、メールアドレスを認証しましょう。(リンククリックのみで完了する)

最終確認画面が表示されるので、スニーカーの種類、サイズ、販売金額を確認し、出品・販売しましょう。

出品が問題なく完了すると、ページ上部「アカウント」の「プロフィール」から販売状況を確認できます。

「希望額を提示」した場合、「取引状況」欄に注文が表示されており、

「今すぐ売る」とした場合、「進行中」欄に注文が表示されます。

また、「今すぐ売る」を選択した場合でも、自分が手続き中に他の注文が入ってリクエスト金額が下がっていた場合には即販売とはならず、「取引状況」欄に記載される事になります。

出品内容は「取引状況」の右欄にある編集ボタン・削除ボタンを押すと、価格の変更や、削除が可能です。

商品梱包・発送準備

~出品・販売の全体の流れ~

1.発送に必要な用紙を印刷

2.梱包

商品が売れたら、発送の準備を行います。

進行中欄の「配送ラベルを印刷」「インボイスを印刷」から必要な用紙を印刷します。

※2021年11月に配送業者がUPSからDHLに変更された影響でインボイスが不要になりました。

「配送ラベルを印刷」
配送ラベル1枚と商品確認書1枚を印刷する

「インボイスを印刷」
インボイス(Invoice)が3枚と書類の説明が1枚ありますが、発送に必要なのはインボイス3枚のみなので、インボイス3枚を印刷する

※プリンタを持っていなくても、コンビニでネットプリント(1枚20円)できます
ネットプリントする場合は、ブラウザの「印刷」から、一度PDFファイルに保存しましょう

発送に必要な用紙は「配送ラベル」1枚と「商品確認書」1枚の計2枚です。

3枚のインボイスには署名欄があるため、3枚全てに署名(氏名と日付の記入)します。

「この商品確認書を商品の箱の中に入れてください」という用紙(商品確認書)は、靴箱の中に入れます。

配送ラベルは荷物集荷時にスタッフさんに渡すので保管しておいてください(DHL専用ビニールポケットまたは自身で用意した封筒に入れて渡すことになります)。

商品を一回り大きい箱に入れ、隙間に緩衝材を入れます。

ガムテープでこんな感じに封をして、これで発送準備完了です。

▼追記▼

※2021年11月より配送業者がUPSからDHLに変更されました。
公式ページ詳細

これにより、印刷した配送ラベル用紙をDHL専用ビニールポケットまたは自身で用意した封筒に入れて、集荷時にスタッフさんに渡すという工程が追加されました。

封筒は何でも大丈夫です。特にサイズ等の規定はないようです。

DHL専用ビニールポケットはこちらで取り寄せできるみたいですが、「これ取り寄せてたら発送に間に合わない!」って方いますよね。

と言う訳で、DHL専用ビニールポケットが必要かどうかStockXの運営に問い合わせしたところ以下の回答をいただきました。

担当部署に確認させていただきましたところ、ビニールポケット以外にパウチ等の他の入れ物でも商品の発送はできますのでご安心ください。

との事でした。

DHL専用ビニールポケットでなくとも、何か似たような袋でも用紙がまとめてあれば発送できるようです。

発送

用紙を印刷して、荷物の梱包も完了したら、DHLに集荷依頼を行います。

※2021年11月より配送業者がUPSからDHLに変更されました。
公式ページ詳細

※2022年9月より日本国内における販売品の発送にヤマト運輸が利用可能となりました。
公式ページ詳細

DHLサービスセンターへ持ち込んで発送も可能ですが、近くにない方はオンラインか電話で集荷の依頼をしましょう。

【オンラインでの集荷依頼】
https://mydhl.express.dhl/jp/ja/schedule-pickup.html#/schedule-pickup#label-reference

↑上記依頼ページの入力方法

※2022年1月以降、集荷依頼はオンラインのみの受付となっています
【電話での集荷依頼】
フリーダイヤル:0120ー39-2580
月~金:8:00-19:00
土曜:8:30-14:00
日曜・祝日:休業
※当日の集荷をご希望の場合は、お早めにお問い合わせください。

【DHLサービスセンターを探す】
https://mydhl.express.dhl/jp/ja/locator.html#/find-locations

StockXの販売完了から出荷まで2営業日(休日を除いた日数)以内にやらないといけないため、集荷依頼までは出来るだけ早く実施する必要があります。

集荷を依頼する際、以下の情報が必要なので事前に準備しておきましょう。
・DHL 運送状番号(WAYBILLと書かれた10桁の数字)
・集荷場所
・荷物のサイズ
・荷物の重量
・商品の内容

集荷依頼が完了すると、スタッフさんが荷物を取りにきてくれるので、荷物と、ビニールポケットか封筒に入れた配送ラベルを渡せば出荷完了です。

集荷が終わると、stockXの管理画面の配送状況が「StockXへ配送中」と更新されます。

この配送状況を確認できれば、こちらの作業は全て完了です。

UPS お客様サービスセンター (小口貨物・エクスプレス輸送部門)
Tel.: 0120-27-1040(フリーダイヤル)
海外からのお問い合わせ:
(81) 3-5484-5834
Fax.: 03-5484-5835
月-金: 09:00-18:30
休日: 土曜・日曜・祝日
※休日は電話も通じません

週明け等の電話が混雑している時には、電話がつながるまで5分程度かかり、通話時間は5分程度で終わります。

オペレーターに繋がると、UPSに登録している電話番号を聞かれますが、
始めて利用する場合は
「UPSを初めて利用する事」
「トラッキングナンバーを持っている事」
の2点を伝えれば、スムーズに対応してもらえます。

トラッキングナンバー(トラッキング番号)を確認されますので、発送準備の際に印刷した用紙に記載されている「TRACKING#」の箇所「1Z」から始まる番号を伝えましょう。

その後「集荷先(住所)」「電話番号」「集荷希望日」「荷物の重さ」を聞かれますので、順番に回答していきます。

集荷希望日(集荷のタイミング)は終日対応となるので、受け渡しが出来ない時間を伝えます(細かい時間指定は出来ません)。

荷物の重さは、スニーカーの場合、だいたい1キロくらいになります。

あとは集荷にきたスタッフさんに、荷物と印刷した上記用紙5枚(配送ラベル②を2枚、署名済のインボイスを3枚)を渡せば出荷完了です。

ちなみに電話で依頼してから、早ければ1~2時間後くらいには取りに来てもらえます。

また、1度UPSへの集荷依頼をすると、依頼時に伝えた電話番号と集荷先(住所)がUPSに登録されますので、2度目以降は、最初に電話番号を伝えれば、登録した集荷先(住所)を利用する事が可能です。

入金・かかった費用

集荷完了(発送)してから1週間くらいで、本物かどうかの鑑定が終わり振込完了のメールが届きます。

PayPalのアカウントに間違いなく入金がされている事を確認して取引完了です。

~実際にかかった入金までの期間~
12月12日(土) 販売
12月14日(月) 集荷(発送)
12月20日(日) 鑑定完了・入金

~取引にかかった費用・手数料~
54,000円の商品を販売した場合、
取引手数料(9.5%):5,130円
支払い手数料(3%):1,620円
配送料(一律):1,800円
配送ラベル印刷料(コンビニ):110円
手数料合計:8,660円

※およそ8万円を超える高額な商品の場合は『高級品輸入関税』15%がかかるため注意が必要

~2021/2/24 追記~
日本国内からの配送料の改定
(改定前)1800円
(改定後)1000円
販売額800ドル以上の高級品にかかっていた15%関税手数料を撤廃

~他フリマアプリ等との利益比較~

・StockX
販売額:54,000円
手数料:8,660円
振込額:45,340円

・スニーカーダンク
販売額:42,000円
手数料:1,000円
振込額:41,000円

・フリマアプリM
販売額:43,000円
手数料:4,300円
振込額:38,700円

他のフリマアプリと比較したところ、海外需要が高い商品は販売額の差がかなり大きくなり、手数料は一番かかってしまいますが、最終的な振込額が一番大きくなるケースも多いです。

スニーカーダンクはStockX同様に本物鑑定があり、StockXより簡単に出品・発送ができるため、国内で人気があるスニーカーの販路としてはおススメです。さらに2020年12月現在では手数料無料キャンペーンを実施中です(終了時期未定)
さらに、アカウント作成時に招待コード『5MBS8L』を入力すると3000円分のクーポンがプレゼントされるキャンペーンも開催中です。

利用者が多く、使いやすい国内フリマアプリは、ライトな転売ヤーも多く価格競争が起こります。利用者が多い事から売れやすいですが、やはり利益的には小さくなることが多いです。またすり替えや状態等、ユーザー間の問題が発生する可能性もあるため、高額な商品の取引には不向きです。

前述~2021/2/24 追記~の料金改定により、StockXでは手数料を抑えて取引する事が可能になりました。

StockXはフリマアプリと異なり、取引を運営が仲介してくれるため、ユーザー同士のトラブルになりません。販売者側もすり替え防止、購入者側も本物鑑定されるため、安心してブランド物の取引を行えます。

また、手間が少しかかり、発送がタイトという点を嫌がるセラーがいる中で、世界的なサイトで海外需要も見込める事から、国内での販売額より高く売れる事も多いです。

利用した事がない方は、高額なブランド品の販路の1つとして持っておくと便利だと思います。

コメント

  1. […] ストックXが利用しているUPSという輸送業者が、入力した住所の確認ができないためエラーとなっている。 […]

  2. […] ちなみに私はレアスニを販売する時、すり替えが嫌なのでメルカリやヤフオク等、雑多なものは使わず、事務局(本物鑑定)を通すスニーカーダンクやStockXを利用しています。特にStockXは全世界に買い手がいるので、販売価格が上振れするものが多いため、まだ利用した事が無い方はおススメです。 >StockX 初心者向けマニュアル< […]

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