現在、地方で話題となっている外来種『クビアカツヤカミキリ』等、つかまえて役所等に持っていくと報奨金がもらえる生物をまとめました。
報奨金がついている生物の捕獲だけで、なんと年間100万円程稼いでいる人もいるようです。
なぜ報奨金が出ているの?・本当にもらえる?
特定外来生物(外国から来た本来、日本にはいなかった生物)に報奨金がかけられており、これを捕まえると報奨金がもらえます。
なぜ報奨金が出ているのかというと、特定外来生物は、在来の生物を補食したり、生態系に害を及ぼす可能性があったり、木々や田・畑などにも影響を及ぼすものが多いため、被害を防ぐために報奨金を出してでも数を減らしたいという事情からです。
特定外来生物はかなり大きな問題となっているため、『特定外来生物被害防止法』という、外来種を海外から持ち込ませない・防除を行ってもよいという法律も存在しているのです。
また個人ではなく、国や自治体が報奨金をかけている案件なので、間違いなく報奨金はもらえます。
報奨金がかかっている稼げる外来生物(外来種)一覧
特定外来生物の報奨金は期限があるため、狙っている方は注意が必要です。
クビアカツヤカミキリ
報奨金:1匹50円 or 清涼飲料水1本(10匹から申請可能)
体長 2.5~4cm程の虫です。
人間に直接害がない虫なのですが、放置すると木々を腐らせてしまうことが問題となっています。
群馬、栃木、埼玉、東京、徳島、愛知、大阪で侵入確認がされているため、かなり広域に潜んでいることになります。
撲滅プロジェクトが立ち上げられており、群馬県では、市の窓口などに提出すると、報奨金がもらえます。
栃木県などでも報奨金制度が検討されており、全国的に広がる可能性もあります。
タイワンリス
報奨金:1匹700円
体長 20~25cm程のリスです。
こちらも人間に直接被害は無いのですが、畑を荒らすことが問題となり、報奨金がかけられました。
長崎県・壱岐市で報奨金がかけられており、かなり数がいるようで持ち込み数も多く、報奨金的にはおススメの案件です。
年間1000匹以上持ち込む人もいるとのこと。
自治体からワナの貸し出しも行われているようですが、良案件のため狙っている人が多く、現在ワナ不足となっているようです。
ソウギョ
報奨金:1匹1万円
体長 50cm~1.5m程のコイです。
水草への影響のため報奨金がかけられています。
報奨金は高いですが、2019年7月時点ではまだ申請が0匹なので、他と比べて捕獲難易度も高いです。
ツチノコ
報奨金:1匹1億円
新潟県で実施している『つちのこ探検隊』はツチノコを生存捕獲すると、賞金1億円がもらえます。
ツチノコの写真提供でも、賞金10~100万円が設定されているため、夢がありますよね(^^♪
ただ、きっと難易度は、報奨金の中でもトップレベルだと思います笑
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