先日、母親が橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)という骨折をしました。
この骨折は転んで手をついた時に手首の骨が折れる骨折で、高齢の女性に多い骨折との事。
こちらの骨折の治療方法や、骨折の予防方法について、医師から聞いた情報をまとめました。
治療方法
まず、橈骨遠位端骨折の治療方法は
・ギブス固定による保存的治療法
・手術による外科的治療法
の2つがあります。
骨折のずれが大きい場合や出来るだけ早く手を使いたい方は手術による治療となり、比較的軽めの場合はギブス固定による保存的治療法になります。
手術は骨折箇所を金属で固定するもので、局所麻酔での手術となり所要時間は1~1.5時間くらいです。
それぞれの違いやメリットデメリットをまとめました。
ギブス固定による保存的治療法
・4~6週間のギブス固定、その後リハビリが必要
・手術によるリスクはない
・ずれてくっついた場合、手首の可動域が制限される事がある
手術による外科的治療法
・すぐに手を利用できるようになる
・手術によるいくつかのリスクがある
・術後6〜12カ月で再度手術を行いプレートを抜去する必要がある(しないという選択肢もある)
骨折の予防と治療
骨折をしてしまうと、骨がくっついてくれるのを首を長くして待つしかありません。
結局どの骨折でも「固定して骨がくっつくのを待つ」という事になります。
じゃあ早期回復のためにやれることは無いのかというと、そういう訳でもないようです。
医師が言うには、
バランスが良い食生活
を送る事で、治癒期間を短縮できるとの事でした。
また、日頃からカルシウムをとる事が骨折予防には大事だという事を聞きました。
~カルシウムが多く含まれる食品~
乳製品(牛乳やヨーグルト等)、小魚、豆製品(豆腐や納豆等)、野菜、海藻
カルシウムを意識しながら、バランスが良い食生活を送る事が、骨にとって良いようです。
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